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レンタルサーバー大学

レンタルサーバーは用途に合わせて選ぼう(2)

前回はECサイトをやるための法人用サーバーについて教えていただきました。
今回は、これから法人用サーバーを借りたいと考えている人が、
どのようなポイントでレンタルサーバーを比較すればいいのかについて解説していただきました。

 

コーポレートサイトみたいなものの場合は、やっぱりECサイトとは選ぶポイントが変わってきますか。

うん。全然違うね。もうコーポレートサイトだったら、本当に名刺代わりみたいなサイトは数百円のレンサバで十分。だって、コーポレートサイトってアクセスを集めることが目的じゃない場合が多いからね。名刺交換した人に、お客さんがホームページ見て会社を把握してもらうような感じ。そんなもんでしょう、アクセスって。
月にアクセスが100も来ないサイトに、お金は別に掛けなくてもいいと思うね。ただ、コーポレートサイトの中でも資料をダウンロードするページを作ったり、求人の募集を結構積極的にやっていて広告を打っているとか、それなりのアクセスがあるならば考えたほうがいいけどね。目的が違うのならば、アクセスを支えられるレンタルサーバーを選ばないといけない。

なるほど。やはり、アクセス数や内容によって選ぶ基準は変わってくるのですね

あとは、担当者とかの問題もあるよね。会社の中の誰が更新するのかっていうこと。社長本人がいじるようなレベルなのか、社員やバイトがいじるのか。その社員もバイトもそもそもそういう知識、スキルがあるならばいいけど。そういったところを踏まえてやっていかないと、やっぱり無駄な時間がかかるよね。
ろくに知らない人がやってっても安かろう、分かりにくかろうで終わってしまう。もちろんそれに限らないけど、サポートが悪いサーバーだと時間は必ず取られてしまう。レンタルサーバーをよく知っている人は問題ないけどね。"

じゃあ、あんまり慣れない人にレンタルサーバーを進めるのであれば、やっぱり分かりやすくてサポートがちゃんとしているところみたいなのを勧めますか。

そうだね。特に経営者の人とかが直接いじったりするような機会が多い場合は、サーバーなんかに時間取られたくない。
個人事業の人だって、稼ぐためにやるべき事がたくさんある。それなのに、そもそもホームページのアップどころかドメインの取得すらできていないとか、サーバーの初期設定すらまともにできないとか、そんなことに時間を取られていい訳がない。
月に1,000円でも2,000円でも上乗せして、サポートがしっかりしているレンタルサーバーを選ぶ方が儲かる確率は高くなるでしょうって。無駄なことはやらない方がいいよね。

たしかにそうですね。

 

レンサバ講座-第15回「メール専用のレンタルサーバーを選ぶなら」に続く